IT・AI・ネット法務のQ&A
- Q ソフトウェア開発を外部に委託する際、契約書で特に注意すべき点は何ですか?
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A
仕様の確定時期や変更手続き、検収基準、著作権の帰属、瑕疵担保責任(契約不適合責任)の範囲などを明確に定めることが重要です。
- Q SaaSビジネスを展開するにあたり、利用規約にはどのような事項を盛り込むべきですか?
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A
サービス内容、料金体系、免責事項、利用停止や契約解除の条件、データの取り扱い、知的財産権の帰属などを網羅的に記載する必要があります。
- Q プライバシーポリシーは必ず作成しなければなりませんか?
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A
個人情報取扱事業者に該当する場合、個人情報保護法により利用目的の公表等が義務付けられているため、プライバシーポリシーの作成と公開が実務上必須となります。
- Q プログラムの著作権を譲渡してもらう場合、どのような契約が必要ですか?
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A
著作権法第27条(翻訳権、翻案権等)および第28条(二次的著作物の利用に関する原著作者の権利)を含めて譲渡する旨を契約書に明記する必要があります。
- Q インフルエンサーに商品のPRを依頼する際、ステマ(ステルスマーケティング)規制への対応はどうすればよいですか?
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A
景品表示法違反を防ぐため、投稿に「PR」や「プロモーション」といった関係性の明示を義務付ける条項をインフルエンサー契約に含めることが重要です。
- Q 他社からドメイン名を譲り受ける場合、どのような手続きや契約が必要ですか?
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A
ドメイン名譲渡契約を締結し、譲渡対価や移転手続きの協力義務を定めた上で、レジストラ(登録業者)の規定に従って名義変更手続きを行う必要があります。
- Q 自社のウェブサイトに他人の画像や文章を引用したいのですが、著作権侵害にならないための条件は何ですか?
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A
報道、批評、研究などの正当な目的があり、引用部分と自分の著作物との主従関係が明確で、出所を明示するなどの要件を満たす必要があります。
- Q AIを利用して生成した画像や文章を商用利用する場合、著作権上の問題はありますか?
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A
生成AIの学習データに著作物が含まれる場合の権利侵害リスクや、生成物に著作権が発生するか(人間の創作的寄与があるか)など、個別具体的な判断が必要です。
- Q 従業員が会社のパソコンで業務時間中に私的なSNS投稿をした場合、懲戒処分は可能ですか?
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A
職務専念義務違反や会社の信用毀損に該当する場合は処分可能ですが、就業規則に規定があることや、処分の程度が妥当であることが求められます。
- Q ECサイトを運営する場合、特定商取引法に基づく表記には何を記載しなければなりませんか?
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A
事業者の氏名(名称)、住所、電話番号、販売価格、代金の支払時期と方法、商品の引渡時期、返品やキャンセルの条件などを正確に記載する義務があります。
- Q アプリ開発において、オープンソースソフトウェア(OSS)を利用する際のリスクは何ですか?
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A
ライセンスの種類(GPLなど)によっては、自社で開発したプログラムのソースコードも公開しなければならない義務(コピーレフト条項)が生じるリスクがあります。
- Q ユーザーが投稿できる掲示板サイトを運営しています。違法な書き込みがあった場合、運営者は責任を負いますか?
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A
プロバイダ責任制限法により、違法な情報の存在を知っていたか、知ることができたと認められる場合には、損害賠償責任を負う可能性があります。
- Q 他社の商標を検索エンジンのリスティング広告のキーワードとして使用することは違法ですか?
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A
商標権侵害や不正競争防止法違反となる可能性があります。広告の表示内容によって、ユーザーが誤認混同を生じるかどうかが判断のポイントとなります。
- Q 従業員が退職時に顧客データを持ち出した場合、どのように対処すべきですか?
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A
不正競争防止法上の営業秘密侵害に該当する可能性があるため、速やかに証拠保全を行い、差し止め請求や損害賠償請求、刑事告訴などを検討します。
- Q クラウドサービスを利用する際、データ消失時の責任は誰が負いますか?
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A
一般的にクラウドサービスの利用規約では事業者の免責が広く定められていますが、消費者契約法や重過失がある場合など、免責が無効となるケースもあります。
- Q スクレイピングで他社のウェブサイトからデータを収集することは法的に問題ありませんか?
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A
著作権法違反、不正アクセス禁止法違反、利用規約違反などに問われるリスクがあるため、対象サイトの規約確認や、サーバーに過度な負荷をかけない配慮が必要です。
- Q 会社として公式SNSアカウントを運用する際、炎上を防ぐためのガイドラインには何を定めるべきですか?
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A
発信内容の基準、禁止事項、著作権や肖像権の尊重、トラブル発生時の報告ルートや対応手順などを明確にし、担当者に周知徹底することが重要です。
- Q AI開発のための学習データとして、インターネット上の画像や文章を無断で使用してもよいですか?
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A
著作権法第30条の4により、情報解析(機械学習など)を目的とする場合は原則として著作物の利用が認められますが、著作権者の利益を不当に害する場合は例外となります。
- Q フリーランスのエンジニアに業務委託する場合、下請法の適用はありますか?
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A
自社の資本金が1000万円超で、フリーランス(資本金1000万円以下または個人)に情報成果物作成委託などを行う場合、下請法が適用され、書面の交付義務等が生じます。
- Q 電子契約サービスを利用して契約を締結する場合、どのような点に注意すればよいですか?
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A
契約の性質上、書面化が義務付けられているもの(一部の定期借地契約など)ではないか確認し、電子署名法に基づく適切な署名が付与されるシステムを選ぶ必要があります。